ベトナム語の単語がなかなか覚えられないんですが、どうやって覚えていったらいいですか?
この記事では、こんな悩みに答えていこうと思います。
ベトナム語は、発音が難しく、似たような音の単語がたくさんあるため、なかなか正確に覚えられません。
- 「そもそもわたしは、言語のセンスがない」
- 「もう、ベトナム語が嫌いだ」
- 「若くないし、頭が錆びついている」
おっと、そんなネガティブ思考は外国語学習の大敵です。
楽しく、面白く、続けましょう。
とはいえ、語学の勉強が好きな人も、嫌いな人も誰でも実践できるトレーニング法があります。
結論から言うと、コツは「覚えようとしない」ことです。
これはレッスンを受けなくても、独学できます。さらに、ベトナム語以外の外国語学習にも応用できます。
わたしも初心者の頃、実際にこの方法を実践して、単語を覚え、基礎を身に着けました。
あなたも、この記事を読んで是非試してみてください。
「覚えようとしない暗記法」とは何か。
どうして覚えようとしなくても単語やフレーズが覚えられるのか。
口からベトナム語が自然に出てきて、本当にベトナム人に間違えられるには?
ベトナム語の単語を覚えるコツは「覚えようとがんばらないこと」
「覚えようと頑張らない」
何かいきなり、矛盾しているように思われるでしょう。
どうして?覚えようとしなければ覚えられないよ
こんな声が聞こえてきます。
もちろん、何の苦労もせずに魔法のように覚えられると言っているわけではありません。
つまり、単語帳やテキストを無機質に眺めて「暗記しよう、暗記しよう」としてもあまり効果がない。そういう方法はやめましょう、ということです。
そのような覚え方は、まず、つまらないです。面白くありませんから、続けるのが難しいです。
また、覚えなきゃと、精神的にプレッシャーが掛かります。そのため、だんだん勉強がストレスになってきて、脳が覚えようとしてくれません。
「覚えようとしない暗記法」実践編
では、何をすればいいか?手順を解説していきます。
ステップ1:たくさん聞いて、たくさん読む
まず、耳から入れましょう。
特に、ベトナム語は、発音が命の言語なので、音声と切り離して、言葉を勉強してもあまり意味がありません。
アルファベット表記なので、ちゃんと読めそうですが、日本人の場合、初心者のほとんどがカタカナ読みになってしまっています。
ベトナム語には、日本語にはない音がたくさんあります。
例えば、日本史の勉強のように文字で暗記しようとしても、あまり効果がありません。
おそらくあなたも、音声付きのテキストをお持ちのことだと思います。
それを、全部1課から順番に通しで聞き流すのではなく、初期の段階では、1課なら1課、1つの音声ファイルをリピートして、何回も何回も繰り返し集中して聞くと良いです。
そして時々、どんな言葉を発音しているのか、スクリプトも確認してください。
そうして、「ああ、この文字に対しては、この発音をするんだな」、と、スペルと発音をだんだん正確に紐付けていくことができるようになります。
ステップ2:何日か集中して脳内再生できるまで聴き込む
そして、何度も何度も繰り返し聞いていくと、面白いことが起きます。
なんと、覚えようとしていないのに、聞いた単語やフレーズが脳内で再生できるようになります。
この現象はあなたも経験したことがあるんじゃないでしょうか?
そう、あのヒットソングとか、企業CMのフレーズなど、気づいたら覚えて口ずさんでいるアレです。
ふとした瞬間に、脳内でリフレインされていることないですか? あれ、別に頭で暗記しようと意識して覚えたわけじゃないですよね。
ヤマダ電機や、ドンキなど、店を出るときにはもう、耳にこびりついて取れないですね。
初めて聞いたときは、すぐ忘れたとしても、繰り返し耳に入ることで、脳の方で自動的に勝手に記憶しているわけです。
これと同じことが、外国語学習の中でも応用できます。
わたしはこの方法で、ベトナム語以外にも中国語や、洋楽なども覚えられました。
ステップ3:モノマネする
しばらくすると、脳の中に聞いた音声が定着して、単語やフレーズが口からついて出てくるようになります。
そのように、聞きまくった音声が脳内再生できるフェーズになってきたら、今度は真似していってみてください。
その音声のベトナム人になったつもりでモノマネするのです。
外国語が、ある程度話せるようになるためには、どうしても語彙を覚えなくてはなりません。
でも、このように聞いて真似することでたくさん脳になじませていけば、「覚えよう」と頑張らなくても脳の方で自動的に収めてくれます。
このように、音とセットで、脳にしっかりインプットされた単語やフレーズはそう簡単には忘れません。
筋トレと同じで、1日や2日では効果は出ませんが、しばらく続けていくと確実に力がついていることが実感できます。
ワンフレーズだけでもベトナム語をペラペラになろう!
これらの3つのステップは、筋トレと同じで少し忍耐と根気は要りますが、確実に効果があります。
この記事で紹介した、「覚えようとしない暗記法」はごく初期の段階で取り入れると特に効果的です。
初期の段階では必須語彙などもこの方法で最初にしっかり身につけると、あとあと非常に役立ちます。
また、聞き取りが確実に良くなるので、すぐに流暢に返せないとしても、今何のことを話しているのか想像できます。
その理解できたわずかな手ががりで、会話が続けられることもあります。
そんな風にして「覚えた」精度の高いワンフレーズを使うと、ベトナム人と間違われることも本当によくあります(笑)
この経験をあなたにも是非してもらいたいです!
まとめ
- ステップ1:たくさん聞いて、たくさん読む
- ステップ2:何日か集中して脳内再生できるまで聴き込む
- ステップ3:モノマネする
ぜひ10日だけでも試してみてください!
リピートして聞くのに使える教材。シンプルに単語がたくさん覚えられる。
こちらは会話文も多め。文法解説もあるので、あとあとの勉強にも使える
Audiobookのアプリでスマホで聞ける(無料)。インプットの過程で日本語の音声による干渉が少ないのでより効果的。再生速度を調整でき、リピート機能もある。会話文も語彙も充実。
この記事が、あなたのベトナム語学習のお役に立ちますように!
Hẹn gặp lại nhé !
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