いまベトナムで最も熱いリゾート地、フーコック島。ここ数年で急速に開発が進んでいます。
2018年より、そのフーコック島の南端の漁村アントイからホントム島を結ぶ、全長7899.9m、世界最長のケーブルカーとしてギネスにも認定されている海上ロープウェイが運行しています。
360度パノラマで見渡せる景色は、まさに絶景!
到着地のホントム島では「サンワールド・ホントム・ネイチャーパーク」の建設が着々と進んでおり、「アクアトピア・ウォーターパーク」も完成しています。
2020年はコロナの影響で、海外からの観光客が入れない状況なので、ネット上にある情報もコロナ以前でストップしています。ベトナム在住の筆者はこのたびフーコック島へ遊びに行ってきましたが、チケットの料金などの情報が古く、あまり参考になりませんでした。
そこで、2021年1月時点での、ケーブルカーの料金、ホントム・ネイチャーパークのアトラクションについての最新情報をシェアしたいと思います。
- ケーブルカー最新の料金
- ケーブルカーの運行時間
- ウォーターパークの利用法
- ネイチャーパークのその他の施設について
ケーブルカー出発駅、アントイへ
ケーブルカーに乗るには、アントイという島の南端の漁村に作られたターミナルを目指します。
中心部からは、タクシーで30分くらいの距離です。
ホテルやツアーによっては、無料シャトルバスをアレンジしているところもあります。
ちなみにわたしは、いきなり空港でバイクをレンタル(2日半で300,000ドン=1500円弱)したので、ホテルから直接、自力で行きました。
アントイ駅周辺はまだまだ工事中でしたが、地中海風のおしゃれな街並みがかなり仕上がってきています。
そんな、古代ギリシャ風の駅の入口に入ると、チケット売り場がありました。
ホントム・ケーブルカーの運行時間とチケットの料金
現在は、ケーブルカーは駅に行けばいつでも乗れるわけではなく、運行は6つのシフトで固定されています。
ホントムケーブルカー運行シフト | |
第1便 | 8:00 ー 8:30 |
第2便 | 9:30 ー 10:30 |
第3便 | 11:30 ー 12:00 |
第4便 | 13:30 ー 14:00 |
第5便 | 15:00 ー 15:30 |
第6便 | 16:45 ー 17:30 |
ウォーターパーク営業時間 | 10:30 ー 17:00 |
チケットの種類も金額も以前と変わっていて、
チケットの種類 | 金額 | 日本円(2021年1月のレート) |
ホントム・ネイチャーパークの入場券 | 400,000ドン (300,000ドン) |
およそ1800円 (1400円) |
ビュッフェ | 250,000ドン (125,000ドン) |
およそ1200円 (560円) |
入場券とビュッフェのコンボ | 600,000ドン (400,000ドン) |
およそ2700円 (1800円) |
という3種類のチケットが販売されています。(カッコ内は子供料金)
下の写真の右側の金額は、キエンザン県の地元の住民の価格です。
今はウォーターパークが完成しているため、ロープウェイの乗車券とサンワールド・ホントム・ネイチャーパーク入場券の区別がありません。
正直、チケットの説明もわかりにくく、英語表記もありませんでした。
水族館や、遊園地が完成すれば、また金額や種類も変わってくるかもしれません。
ケーブルカーからの景色は絶景だった!
チケットを購入後、最終時間をしっかり確認するよう、念押しされ、改札を通ると、ケーブルカー発着地点です。
1台あたりの定員は、30人で、約20分の運行になります。
幸いにも、その日は晴天に恵まれて青が本当にきれいでした。
駅周辺には、漁船がたくさん係留しています。地中海風の建物群と、このカラフルな色合いがなんとも言えません。
そして、あれよあれよという間にぐんぐん登っていきます。
一番高いところで170mもあります。
ちなみにわたしは、自分が高所恐怖症だったのをすっかり忘れていて(!)、写真を取ろうにも、腰がガクガク震えて、気が遠くなる始末です。高所恐怖症の方はくれぐれもご注意ください。
遠くの海を見ている分には良いのですが、特に柱の側を通る時が、リアルすぎて超怖かったです。
まるで鳥になったような視線で、しばしの空中散歩を満喫します。
まさに、絶景!
普段、絶対に来ることのできない小さな島の漁村の風景や、
島の木々を見下ろし、
ベトナム人は、乗り物酔いする人が多いのでまったく景色をみない人もいたり、
水平線の広がる、海を眺め、
だんだん、ウォーターパークに近づいていきます。
駅に到着。
アクアトピア・ウォーターパークは家族連れで楽しめる
ホントム駅につくと、家族連れの乗客は一斉にウォーターパークへ向かっていきます。
チケットの半券を出して改札を通ります。
脱衣所でロッカーを借ります。
小サイズ 30,000ドン(150円弱)
大サイズ 60,000ドン(300円弱)
タオルのレンタル 50,000ドン(250円弱)
草履 無料
リストキーのデポジットとして20,000ドンかかります。(後で戻ってきます)
東南アジア最大規模のアクアトピア・ウォーターパークには、子供用のプールから、大人用のウォータースライダーまで家族連れで楽しめる、合計21のアトラクションがあります。
ウォータースライダーはカナダの会社が建設しています。コースはなかなかハードで、絶叫系が苦手な方は、厳しいと思います。身長の足りないお子さんも滑水不可で、年配の方もちょっと難しいと思います。
ウォータースライダーは基本的に2人か4人で、浮き輪ボートに乗って滑ります。
下から浮き輪を担いで、階段を上がっていきます。
浮き輪ボートが風であおられるので、この階段も高所恐怖症のわたしにとっては、上に上がるだけで、膝がガクガクです。
ウォータースライダーは初体験だったんですが、本当にスリル満点で、気分爽快でした!
パーク内には、売店やカフェもあります。
ウォーターパークの営業時間は10:30〜17:00です。
ホントム・ネイチャーパークの他の施設
ウォーターパーク前からシャトルカーが出ていて、そこからプライベートビーチに移動できます。
プライベートビーチは無料で、バナナボートや、カヤック、遊べるアトラクションもあります。
また、ビュッフェ・レストランも併設されていて、ビュッフェのコンボチケットを買われた方は、ここで食事できます。
ツアーに申し込んでアントイから島巡り
さらにもっと遊びたいという方は、最初からツアーに申し込んでアントイから船で島巡りやシュノーケリングをしながら、ホントムに上陸し、ウォーターパークで遊んで、帰りにロープウェイに乗る、というコースもアレンジすることができます。
できれば、帰りの便はサンセットの時刻に
お天気に恵まれ、自由に時間をアレンジできるなら、帰りの便を、最終便にするとなお良いです。
水平線に沈んでいく夕日を楽しめます。行きとは、また違った感動を味わえて、二度おいしいです。
わたしは、ホテルのプライベートビーチでサンセットを楽しみたかったので、少し早めに切り上げました。次回は是非ロープウェイからの夕日も見てみたいです。
まとめ
- 現在はロープウェイの乗車券はアクアトピア・ウォーターパーク入場券に含まれて400,000ドン。
- ビュッフェとのコンボなら600,000ドン。
- 360度パノラマで見渡せる景色は、まさに絶景!
- ウォータースライダーでストレスを吹きとばせ!
コロナが収束すれば、ぜひ、フーコックへいらしてくださいね。そして、ホントムケーブルカーで、360度・絶景パノラマの空中散歩をぜひ体験してください。
公式ホームページ(ベトナム語)
https://honthom.sunworld.vn/
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